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東京ウェディングカレッジの産学協同『H30年度 ベルナティオプロジェクト』 ついに最終回~結婚式前日準備と本番編です~

ご新郎ご新婦と、ミッションをやり遂げた学生たち

ご新郎ご新婦と、ミッションをやり遂げた学生たち

新潟県十日町市にある「あてま高原リゾートホテル ベルナティオ」と専門学校 東京ウェディングカレッジが、協同で結婚式を企画・運営するという産学連携プログラム「ベルナティオプロジェクト」が今春スタートしました。あれから7ヶ月。学生スタッフたちは再びベルナティオに向かい、9月30日(日)、プロジェクトのミッションであった本物の結婚式の企画・運営を見事にやり遂げました!

ベルナティオプロジェクトでは「今年度は本物の挙式を学生たちが企画・運営する」という課題をいただき、学生たちがその実現に向けて意欲的に取り組んできました。「あてま高原リゾートホテル ベルナティオ」には、これまでプレゼンテーションや打ち合わせ等で4回赴いています。

今回は5回目で最終回。下記スケジュールの⑥の最終準備と本番です。

● テーマ
「『学生達がプレゼントする挙式』をコンセプトに、新郎新婦を募集し、本物の挙式とカジュアルパーティーを学生とともに創る」
● 日時
平成30年9月30日(日)(※リハーサルは9月29日(土))
● スケジュール
  1. ① 3/13 TWCプロジェクト&ベルナティオ担当者 キックオフミーティング4月上旬に新郎新婦が決定!
  2. ② 5/11~12 新郎新婦とTWCプロジェクト顔合わせと第1回目のミーティング
  3. ③ 6/15~16 新郎新婦に学生たちが考える挙式を提案する
  4. ④ 7/20~21 新郎新婦との細部の確認と挙式進行、装花、装飾等に関する打合せ
  5. ⑤ 8/29~30 新郎新婦との最終打合せと披露宴を含む最終進行打合せ(司会同席)
  6. ⑥ 9/29~30 29日:会場設営、装飾、最終準備 30日:本番
全員制服姿でおふたりを出迎えました

全員制服姿でおふたりを出迎えました

学生たちは29日の午後にベルナティオ入りして、会場の設営、装飾、ベルナティオのチーム担当者との部署ごとシミュレーションを実施しました。

ベルナティオの職員の方々とは小刻みにスカイプでミーティングをして共有をはかってきました。でも会場に入らないとできないことも少なからずあり、準備にはかなりの時間を要しました。一生に一度の結婚式。ミスが許されないセレモニーです!学生たち全員が結婚式の流れと自分の役割を事細かに把握する必要があり、全ての準備が終わったのは深夜でした。

翌30日午前7時20分にはご新郎ご新婦が会場入りされるため、サプライズとして全員制服でお出迎えをしました。

フラワーシャワーのシーン

結婚式には学生たちが提案した企画が満載。おふたりが大好きな「キャンプ」がテーマで、キーワードは「自然と星」。挙式ではバージンロードにも、フラワーシャワーの中にも、ご新婦のドレスにも、無数の星がちりばめられていました。

披露宴では、会場の装飾にもテーブルにも自然を感じさせるアイデアが沢山あり、ブーケトスもアスパラガストスで実施するなど、意表を突く演出でした。来場されたゲストの方も「こんな結婚式もあるんだ。すごい!」と言ってくださいました。披露宴の最後、新郎のご挨拶の場面では、「今回20名の学生プランナーとのご縁をいただき、こんなにたくさんのプランナーたちに支えられる人はいないし、本当に恵まれたことだと思います。長い時間をかけて心のこもった関わりをしてくださったことに感謝しています」というコメントをいただき、学生たちもおふたりの感謝の気持ちを直接言葉で受けて、感動していました。

  • テーブル装飾も自然の装い

    テーブル装飾も自然の装い

  • ブーケでなくアスパラガストス

    ブーケでなくアスパラガストス

学生たちは自分の役割をしっかりと遂行するだけではなく、周りの状況を見渡し、アドリブもきかせながら、学生であることを忘れさせるほどの見事な立ち振る舞いができていました。ご新郎ご新婦、そしてゲストの方からも心からの感謝の言葉をいただくことができ、結婚式は大成功のうちに幕を閉じました。

今回のプロジェクト活動は、個々の学生が普段現場実習で積み上げてきた経験と、チームとして7ヶ月培ってきたチーム力、そしてベルナティオの方々の多大な支えとご協力、ご新郎ご新婦のご理解と温かさのおかげで、学生たちに大きな成長をもたらしてくれる貴重な機会となりました。

(専門学校 東京ウェディングカレッジ 教務・キャリアセンター部 丸山 敏夫)

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