東京・国立競技場で10月5日（土）・6日（日）の2日間、開催された「みんなでつなごうリレーフェスティバル2024」（日本陸上競技連盟主催）に、東京スポーツ・レクリエーション（TSR）、東京メディカル・スポーツ（TMS）の両専門学校の学生たちが、トレーナーステーションの運営、救護スタッフとして参加しました。

この活動は日本陸上競技連盟とのつながりにより、2022年の初回開催から毎年参加させていただいており、今年で3回目となります。今年は両校の約30名の学生トレーナーが事前の練習会・講習会を経て、本番を迎えました。大会当日はまず日本陸上競技連盟医事委員会トレーナー部の所属で、TMSアスレティックトレーナー専攻の講師でもある國田泰弘先生、宮澤葵先生から救護のポイントを教わり、傷病者の搬送方法もしっかり練習しました。その後、トレーナーステーションと救護ポイントへ分かれて活動を開始！

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  真剣に救護のポイントを学んでいます

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  レース後の選手にテーピング

トレーナーステーションでは卒業生トレーナーの指導の下、ブースを訪れた選手に問診を行い、その方の状態に合わせてストレッチやテーピング、アイシングなどのケアをしていきました。救護ブースでは競技場のトラックそばでレースを見守り、転倒した選手の救護にあたりました。

トレーナーステーションは2日間で延べ237名という多くの選手にご利用いただきました。学生たちは日々学校での学びを実践することができ、多くの気づきがあったことでしょう。また、利用された方から「ストレッチをしていただき、とても楽になりました」「学生の皆さん、コミュニケーションが上手ですね」など、温かいお言葉をたくさんいただきました。初めてトレーナー活動に参加した学生からは「もっと練習してくればよかった」「もっとできたことがあったはず」などの感想も聞かれました。各自反省点も多かったかと思いますが、利用された方からのお言葉は今後の活動の大きな励みになったことと思います。

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  会話を通して選手の要望を聞き出して把握します

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  救護ポイントで日本陸上競技連盟のトレーナーとして活躍するTMSの卒業生（左端）と一緒に競技を見守る学生たち

TSR・TMSでは様々な競技・大会で学生たちの実践の場を設けています。在学中に多くの方と関わり、交流する中で、学びを深め、どんな現場でも活躍できる人材になってほしいと願っています。

（東京メディカル・スポーツ専門学校　学生サービスセンター　河村 絵里香）