第9回ワールドデンタルショー2023が昨年秋に横浜で開催され、会場で実施されたデジタルカービングコンテスト・Dスポーツに東洋医療専門学校の学生たちが参加。歯科技工士科3年の武本彩愛さんが学生の部で見事、最優秀賞に輝きました！このコンテストはデジタル技工を競い合うもので、歯科技工所有志37社によるTeam Dental Labo Japanの出展ブースで新たな取り組みとして行われました。

従来までの歯科技工技術は、経験や手技による熟練の技術が必要でしたが、近年ではCAD-CAMなどデジタル機器を使った歯科技工へと変わりつつあります。その中で開催された今回のコンテスト。若手歯科技工士の育成と技術向上を目的に実施されました。

コンテストでは95人の若手が学生部門、一般部門に分かれて参加。学生はデジタル技術で歯を設計・加工するCAD-CAMを用いて、制限時間30分で上顎左側6番の歯冠形態をデザインし技術力を競い合いました。

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  Dスポーツの競技風景

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  武本さんの優勝を伝える日本歯科新聞の記事

1年生からCAD-CAM実習で基礎知識を学び、技術の基本をマスターし、どのような患者さんでも対応できる実践力を身に付けた結果が結びついた今回の受賞。これからの歯科技工士業界で必須の技術であるデジタル技工の技術力の高さを証明することができました。

歯科業界全体でデジタル化が進む中、業界のニーズに応えられるような指導を心掛け、即戦力となる人材を育成していけるよう、教職員一同取り組んでまいります。

（東洋医療専門学校　事務局　河野 愛美）