2023年秋、走行中の新幹線車内で急病人の救護に協力したとして、東洋医療専門学校 救急救命士学科夜間部３年生の福島一心さんに、東海旅客鉄道株式会社から感謝の手紙とお礼のボールペンが贈られました。

福島さんは関東での就職試験を受けた帰り、新幹線車内で急病のお子様を発見。車内の非常ボタンを押し、新幹線が次の駅で停車するまで体勢を変えて落ち着かせるなどの救護を行いました。

「自分が何とかしないと！」―。気が付けば身体が動いていたという福島さん。約3年間、救急救命士になる夢を叶えるために一生懸命取り組んできたシミュレーション実習が、実際の現場での迅速かつ的確な対応に繋がりました。

ご両親からお礼の言葉をかけていただいたことに加え、急病のお子様に寄り添い、安全で安心な旅を提供することができたとして、東海旅客鉄道株式会社からも感謝の言葉をいただきました！

福島さんは「今回の救護を通して命の重さを改めて感じました。これからの国家試験に向けて勉強するだけでなく、傷病人やそのご家族にも安心してもらえるような医療人を目指して取り組んでいきたいと思います」と意気込みを語ってくれました！

これからも福島さんのように、突然の事態にも臨機応変な対応ができる人材を育成することができるよう、教職員一同努めてまいります。

（東洋医療専門学校　事務局　河野 愛美）