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未来社会を創る人材を育成する東京情報デザイン専門職大学が竣工 江戸川区初の大学として4月に開学します

竣工なった東京情報デザイン専門職大学と参列者の皆様方

竣工なった東京情報デザイン専門職大学と参列者の皆様方

4月に東京都江戸川区初の大学として同区小松川2-7-1に開学する東京情報デザイン専門職大学(中鉢良治学長)の竣工式が2月24日(金)に行われ、白亜の南棟と木目調の北棟をブリッジで繋げた壮麗なツイン学舎が全容を表し、関係者に披露されました。ソニーの元社長で国立研究開発法人産業技術総合研究所の理事長を務め、初代学長に就任した中鉢良治学長は「あとはもう新入生を待つばかり。しっかりと熟成し世に送り出したい」と述べ、滋慶学園グループの浮舟邦彦総長も「教育界、産業界に一石を投じるような専門職大学に」と、首都圏で初となるグループの新大学に期待を寄せました。

東京情報デザイン専門職大学は、学校法人滋慶学園(浮舟邦彦理事長)の「実学教育」「人間教育」「国際教育」の3つ教育理念を基礎に、高度な「実践力」と豊かな「創造力」、そして「自立」した個として、これからの社会が求めるITやAIなどのテクノロジーを駆使した高度な知識と技術を身に付け、課題解決に取り組める人材の養成を行う大学です。学校法人滋慶学園が江戸川区の協力を得て、約1万平方メートルの敷地を使って2021年夏から工事準備を開始。同年10月1日に地鎮祭を行った後、本格的な工事が行われ、昨年8月31日には文部科学省より設立認可も受けて、この日の竣工式を迎えました。

竣工式は学園や建設会社の関係者ら約50名が参列して行われました

竣工式は午前10時から北棟2階のスチューデントホールを式場に行われ、コロナが終息していない中、浮舟邦彦総長や中鉢良治学長を始めとする学園関係者や建設会社の方々ら参列者を絞って行われました。

中鉢良治学長 「笑顔と歓声で満ち溢れる学園づくりに励みたい」

式典後、浮舟総長と中鉢学長がそれぞれ挨拶を行いました。まず中鉢学長があいさつに立ち、「今日まで5年の長きにわたって準備を進め、一日一日の積み重ねがこのような立派なキャンパスになったのだと思います。新しい酒は新しい革袋にと申します。本日ここにキャンパスという革袋ができました。あとは新入生を待つばかりです。しっかりと4年間、学生たちを熟成して世の中に出していきたいと思っております。そして、いつも学生たちのはちきれんばかりの笑顔と歓声が満ち溢れる大学づくりに励みたいと思っています」と述べました。

  • 滋慶学園グループの浮舟邦彦総長

    滋慶学園グループの浮舟邦彦総長

  • 初代学長を務める中鉢良治先生

    初代学長を務める中鉢良治先生

浮舟邦彦総長「日本の学校、産業界に一石を投じるような専門職大学に」

滋慶学園理事長でもある浮舟総長は参列者への感謝の言葉を述べたあと、文科省が打ち出した専門職大学構想に沿って東京コミュニケーションアート専門学校の自動車デザイン部門(4年制)の大学化も検討したが、最終的に新しいジャンルの専門職大学の設立をすることになったと滋慶学園グループとして2つ目の大学誕生への経緯を説明しました。

東京情報デザイン専門職大学は今まで、大学がなかった江戸川区で初めての大学であり、これで江戸川区内での滋慶学園の学校は15校目になると述べました。

「構想から5年経って、情報学とビジネスをデザインするような広義のデザイン学を加味した新しいフィールドの専門職大学の設立を見たのです」と述べた浮舟総長は、中鉢先生を初代学長として迎え入れることが出来たことへの喜びを語った上で、「教授の先生方も実践の場にいらっしゃる研究者や実務家の博士号をもつ先生方がベースで、日本に於ける新しいジャンルの期待できる大学がここに誕生したわけです。産学連携がこの大学の大きな肝になってくると思いますし、そのことを実践していくまさに社会実験的な新しいジャンルの大学ということで、皆さん方にも期待して頂きたいし、私共も大変な期待を持っています」と述べました。

そしてさらに、「このような素晴らしい校舎で、どんなに素晴らしい学生たちがここから誕生していくか、このエリアからITやAIや今、日本が求めている人材が飛び出していって、起業するような若者がどんどん生まれてくる、そういう活気のあるエリア、活気のある学校にしていきたいと思います。そして日本の学校に対しても、また産業界に対しても一石を投じるような、そういう専門職大学にしたいと願っているところです」と期待を込めました。

  • 正面から見たツイン学舎

    正面から見たツイン学舎

  • 大学の正面を飾る「東京情報デザイン専門職大学」の石板

    大学の正面を飾る「東京情報デザイン専門職大学」の石板

テック感の南棟とネイチャー感の北棟 巨大なツイン学舎はベッドタウンに映えるランドマーク

竣工なった新学舎は、道路よりも数メートル高くなった約10,000平方メートルの敷地に建てられています。環境に配慮した4階建ての南棟と3階建ての北棟からなり、両棟はブリッジ(渡り廊下)で繋がれ、延べ床面積は合わせて約10,000平方メートルというビッグサイズです。周辺は江戸川区のベッドタウンですが、正面には大学のシンボルともいうべき巨大な階段があり、デザイン性溢れるツイン学舎と階段が織りなす光景は、新しいアカデミックを象徴するランドマークとして、地域の方々にも注目して頂けそうです。

【南棟】
  • 南棟エントランスの総合受付

    南棟エントランスの総合受付

  • エントランスホールに浮かび上がる「TID」の文字

    エントランスホールに浮かび上がる「TID」の文字

南棟はテクノロジーを意識して正面外壁が白のメタル素材で覆われ、ハードでシャープな雰囲気のデザイン性溢れる“白亜の殿堂”です。外から内部が見通せるクリスタルガラス張りの一階玄関を入ると、そこは大空間のエントランス。正面には総合受付が見えてきます。壁面にはテック棟をイメージする幾何学模様の光のサインが交錯します。最新のテクノロジーを学べる場所だとの思いが湧きあがってきます。エレベーターホールの横には実験工場のDigital Workshop室が設けられ、奥はキャリアセンターなど学生支援のゾーンや事務室などになっています。

2階には3Dプリンターなどを備えた実習室や自習室、学際研究室、サーバー室などがあり、3階、4階は講義室や実習室、モーションキャプチャーのできるPCルーム、さらに学部長室をはじめ同大学が誇る知とテクノロジーが結集する計34室の教授研究室がズラリと並びます。学生や先生方の疲れた頭をクールダウンさせてくれるオープンな中庭や広々としたウッドデッキも設けられています。

  • 2階の実験室

    2階の実験室

  • 学生の自習室

    学生の自習室

  • 3Dプリンターが並ぶ実習室

    3Dプリンターが並ぶ実習室

  • 1階から2階への階段ホール

    1階から2階への階段ホール

  • 南棟学舎に設けられた中庭

    南棟学舎に設けられた中庭

  • 解放感溢れる3階のウッドデッキ

    解放感溢れる3階のウッドデッキ

【北棟】

北棟は学生や教職員が集い学べるゾーンとなっており、壁面に茶色の木目のルーパーを入れて温かみのある雰囲気の学舎となっています。

1階は552平方メートルの227席を設ける広いカフェテリアです。食事はもちろんコーヒーやお茶を楽しみながら団欒や、ゼミや学生サークル、教職員のミーティングにも活用できます。近隣の人たちにもオープンにしており、地域連携にも生かせるゾーンとなっています。

  • 木目の温もりが伝わってくる北棟学舎

    木目の温もりが伝わってくる北棟学舎

  • 広々としたカフェテリア

    広々としたカフェテリア

2階は約3万冊の図書とデジタル書籍を収納する「メディアセンター」(図書館)と、150席が様々な形態で配置され、学生が集える「スチューデントホール」になっています。メディアセンターは司書さんも常駐し、学生や教員の相談にのります。また1階のカフェテリアと2階のメディアセンターは吹き抜けの階段でつながり、メディアセンターからすぐにカフェテリアに降りていけるようになっています。

  • メディアセンター(図書館)

    メディアセンター(図書館)

  • スチューデントホール

    スチューデントホール

南棟にはエレベーターが2基、北棟には一基設置され、2階と3階はブリッジで両棟がつながっています。学生や教職員がスムーズに2つの学舎を行き来できるように設計されています。

北棟の屋上はウッドデッキです。あちらこちらに長椅子が用意され、江戸川や支流から吹いてくる川風に吹かれながら、くつろぐことができます。敷地の一角には約1000平方メートルの運動場もあり、フットサルなどが楽しめます。またその横には江戸川区の自然地に指定されている小さな池のある「再生湿地」も残しています。

  • ゼミ用の教室

    ゼミ用の教室

  • PCルーム

    PCルーム

【北棟】
1階 カフェテラス、学生ラウンジ、ロッカールーム
2階 スチューデントホール、メディアセンター(図書館)
3階 講義室7室、PCルーム、演習室

東京情報デザイン専門職大学へのアクセス

都営新宿線東大島駅又はJR総武線平井駅が最寄り駅で、大学は両駅の間に位置します。東大島駅から徒歩10分、平井駅から同20分で、都営バスも走っています。詳しくは大学のホームページをご覧ください。

東京情報デザイン専門職大学のホームページ

 

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