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東京コミュニケーションアート専門学校 官学連携で取り組んだパラリンピック振興マンガ作者の学生が東京新聞に紹介されました

2020年3月23日東京新聞にて掲載
東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)が東京都江戸川区と取り組んでいるパラリンピック振興マンガの制作を担当している学生が、2020年3月23日(月)付の東京新聞に特集記事として掲載されました。
この官学連携プロジェクトは江戸川区内にてパラリンピック・パラスポーツを盛り上げることを目的とし、2018年度より2020年度までの3年間、毎年1作品ずつ制作しています。2019年度は江戸川区がホストタウンとなっている「オランダ」とオランダ発祥のパラスポーツ「コーフボール」をテーマとしたマンガを、クリエーティブデザイン科マンガ専攻3年生の小出佳那さん(ペンネーム:加藤とか、今春卒業)が担当・制作しました。
本校が力を入れている「国際教育」の一環として行なっているもので、漢方相談を行う会社や漢方薬品メーカー、JICA(独立行政法人国際協力機構)などを訪問。業界の最先端の動きをはじめ海外の医療事情、接客英会話などを学び、充実した内容の研修となりました。
3日目は、JICA地球広場を訪問。4日目は株式会社ツムラの漢方記念館を見学しました。
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パラリンピック振興マンガ「オレンジメモリーズ」
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卒業進級制作展「we are TCA」で作品のプレゼンをする小出さん
完成した作品は「Orange Memories オランダからの贈りもの」で、江戸川区内の図書館やスポーツ施設、病院など公共施設に置かれているほか、区のホームページでも読むことができます。
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主人公がコーフボール体験
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オランダとつながる絆
3月にTCAにて東京新聞の記者が来校し、小出さんに取材。マンガ制作についての思いや苦労したことなどについてインタビューが行われました。約1時間のインタビューの中でキャラクターデザインの工夫や卒業後の夢についても語り、若者の夢を紹介する特集記事として大きく取り上げられました。
※東京新聞の記事のWeb版はこちらから
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/202003/CK2020032302000104.html
本プロジェクトの初年度の作品は、パラバドミントンをテーマにした「蒼空の彼方へ」がすでに刊行されており、区内の図書館などの施設やホームページで閲覧ができます。2020年度も実施予定で、「ウェルチェアラグビー(車いすラグビー)」をテーマに新たな制作が始まっています。
(東京コミュニケーションアート専門学校 教務部 和田 聡)