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卒業生の活躍Graduate

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  • 2019年
  • 産経新聞

大阪ECOの卒業生 アクトランドYAOの副所長 宮嶋さんが産経新聞に紹介されました

アクトランドYAOの森で取材を受ける宮嶋啓太さん。アウトドアインストラクターとして活躍中です

アクトランドYAOの森で取材を受ける宮嶋啓太さん。アウトドアインストラクターとして活躍中です

大阪ECO動物海洋専門学校の学生たちが、フィールドワークの実習に行っている八尾市立大畑山青少年野外活動センター「アクトランドYAO」の副所長、宮嶋啓太さん(37)が産経新聞のシリーズ企画「プロフェッショナル 専門学校から」に掲載されました。宮嶋さんは2003年に大阪コミュニケーションアート専門学校ECO(現・大阪ECO動物海洋専門学校)の野生動物保護専攻を卒業しました。現在、都市近郊の自然の中で、子どもたちの自然体験やレクリエーションの指導、環境教育の分野で活躍しています。

宮嶋さんは自然学校や移動動物園を運営する会社などをへて、「子どもたちが自然とのふれあいを通し、未知のものに挑戦する意欲や自らを成長させる力を育むこと」を目的に自然体験の振興事業を行っているNPO法人ナックの活動に参加。最初はナックが運営する寝屋川市野外活動センターに勤務し、10年前に現在の大畑山青少年野外活動センターに異動となりました。

異動してすぐに、自然体験を中心とした幼少教育「森のようちえん」を導入し、野外での流しそうめんや、ピザづくりなどを通じてチームワークや命の大切さを子どもたちに伝えてきました。その後、小学生対象の「森のがっこう」も手がけています。

いま放置竹林の増加が全国的な問題になっていることから、里山保全の学習を兼ねて母校の大阪ECOの学生たちとともに、10年にわたって施設内の竹林の整備を続けています。伐採した竹でつくったブランコやジャングルジムなどは、“冒険心”をくすぐる子どもの遊び場となっています。

宮嶋さんは「大人から『虫を捕まえたらだめ』『草花をちぎったらだめ』とだけ言われると、子どもたちは間違った自然保護意識を持ってしまいます。手入れが必要な山や森があることを伝えることが大切です」と話しています。最近、龍谷大学の政策学研究科NPO・地方行政研究コースに社会人入学、修士課程を修了しました。“学び”へのモチベーションは持ち続けています。

宮嶋さんの記事は産経新聞のネット版にも掲載されています。

産経新聞のネット版はこちらから

https://www.sankei.com/west/news/190131/wst1901310013-n1.html
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