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「第6回北海道ハイテクAC杯陸上競技選手権大会」 過去最大規模で開催されました

高校・一般女子200mで優勝した韓国・Kim Minji選手

高校・一般女子200mで優勝した韓国・Kim Minji選手

一般社団法人 札幌陸上競技協会と北海道ハイテクアスリートクラブ(AC)の共同主催による「第6回北海道ハイテクAC杯陸上競技選手権大会」が9月30日(日)、札幌市厚別公園競技場で開催されました。参加選手は813名(マスターズ選手64名と招待選手含む)、大会関係者340名、北海道メディカル・スポーツ専門学校サポート学生・教員72名の、総勢1,225名の過去最大の大会となりました。

今大会には北海道ハイテクACから竹田小百合選手、馬場友也選手の2名が出場したほか、第4回大会にも出場した韓国のKim Minji(キム・ミンジ)選手をはじめ、日本選手権で優勝経験のあるニッパツの宮坂楓選手や、全国インターハイで優勝を果たした北海道栄高校の森周志選手ら24名の招待選手が出場しました。

高校・一般男子400mなどで6つの大会新記録

例年より遅い時期の開催となり、台風の影響が心配される中、午前8時15分より開会式が行われ、学校法人産業技術学園理事長の宮川藤一郎・副大会長と札幌陸上競技協会の品田吉博会長の挨拶の後、最初の種目である小学女子4×100mRがスタートしました。時おり小雨に見舞われたものの天候もなんとか持ちこたえ、今年度も小学生種目からマスターズ種目までの全てのカテゴリーによって、トラック競技33種目、跳躍競技6種目、投てき競技2種目の全41種目が行われ、6つの大会記録が誕生する大会となりました。

高校・一般女子200mでは、第4回大会にも出場した韓国のKim Minji選手が24秒55で貫禄の走りを見せ優勝しました。

高校・一般男子100mは、昨年優勝者の馬場選手が10秒71で連覇を達成しました。国体で優勝経験のある北海道栄高校の本所蓮治選手は10秒89で2位に入り、100m決勝の前に行われた200m決勝では21秒98のタイムで優勝を果たしました。

高校・一般男子400mでは、優勝の北海高校・井戸優希選手が49秒87、2位の北海道栄高校・森周志選手が49秒89、3位の北海道栄高校・志田原康太選手が50秒57の大会新記録を樹立するハイレベルな戦いが繰り広げられました。

  • 高校・一般男子100mを制した北海道ハイテクAC馬場友也選手(左)。国体優勝経験のある北海道栄高校・本所選手は2位に入りました(右)

    高校・一般男子100mを制した北海道ハイテクAC馬場友也選手(左)。国体優勝経験のある北海道栄高校・本所選手は2位に入りました(右)

  • 高校・一般男子400mで優勝を果たした北海高校・井戸優希選手(真ん中左)と2位の北海道栄高校・森周志選手(右)、3位の北海道栄高校・志田原康太選手(真ん中右)までが大会新記録となる熱いレースが繰り広げられました

    高校・一般男子400mで優勝を果たした北海高校・井戸優希選手(真ん中左)と2位の北海道栄高校・森周志選手(右)、3位の北海道栄高校・志田原康太選手(真ん中右)までが大会新記録となる熱いレースが繰り広げられました

高校・一般女子400mでは、昨年のジュニアオリンピック200m優勝者である北海道栄高校のアシィしおり選手が、他を寄せつけない快走をみせ、57秒58で優勝し、最優秀選手賞(北海道知事杯)に選ばれました。

三段跳日本選手権覇者の竹田選手が惜しまれながら現役引退

今大会が引退試合となった竹田選手は、高校・一般女子三段跳に出場、11m31で3位となり、現役生活にピリオドを打ちました。恵庭北高校時代には日本ジュニアタイ記録を樹立し、岩見沢教育大学時代には2008年、2010年に全日本インカレ優勝、11年には日本選手権優勝を果たし、アジア選手権の日本代表に選出された実績を持っています。2012年からハイテクAC所属となり、現在は登別青陵高校教師として陸上部の顧問も務めています。

この種目で優勝を果たしたのは、竹田選手の引退試合に駆けつけたニッパツの宮坂選手で、記録は12m23と圧倒的な強さで快勝しました。

  • 最優秀賞に選ばれた北海道栄高校・アシィしおり選手(右下)と優秀賞に選ばれた選手の皆さん

    最優秀賞に選ばれた北海道栄高校・アシィしおり選手(右下)と優秀賞に選ばれた選手の皆さん

  • 竹田選手引退セレモニー。北海道ハイテクAC中村宏之監督と北風沙織コーチから記念パネルが贈呈されました。

    竹田選手引退セレモニー。北海道ハイテクAC中村宏之監督と北風沙織コーチから記念パネルが贈呈されました。

今大会も北海道メディカル・スポーツ専門学校の学生約80名が競技運営のボランティアとして参加しました。審判員や計測員、記録係など札幌陸協の先生方の補助員として、またおなじみとなったコンディショニングブースでは教員とともにストレッチやテーピングなど選手のサポートにあたりました。

【最優秀選手賞、優秀選手賞の発表】

〈最優秀選手賞〉
    ・北海道知事杯 アシィ しおり選手(苫小牧・北海道栄高校 高校・一般女子400m 優勝)
〈優秀選手賞〉
  • ・産業技術学園杯 Kim Minji選手(韓国 高校・一般女子200m 優勝)
  • ・北海道ハイテクAC杯 水口 爽選手(札幌・青葉中学校 中学女子100m、200m 優勝)
  • ・読売新聞社賞 福村 優太選手(道央・千歳小学校 小6男子100m 優勝)
  • ・北海道新聞社賞 井戸 優希選手(札幌・北海高校 高校・一般男子400m 優勝)
  • ・報知新聞社賞 町井 大城選手(道南・浜分中学校 中学男子100m 優勝)
  • ・北海道日刊スポーツ新聞社賞 髙松 航平選手(札幌・北都中学校 中学男子200m 優勝)
【今大会の大会新記録】

〈男子〉□トラック競技

○高校・一般男子400m

  1. ①井戸 優希選手(札幌・北海高校)49秒87
  2. ②森 周志選手(苫小牧・北海道栄高校)49秒89
  3. ③志田原 康太選手(苫小牧・北海道栄高校)50秒57

○中学男子110mH

  1. ①北川 広大(札幌・北都中学校)14秒66
  2. ②髙松 航平(札幌・北都中学校)14秒76

○小4・5・6男子4×100mR

  1. ①道央・恵庭RC(三浦-渡辺-五十嵐-脊戸)54秒06

(北海道ハイテクアスリートクラブ マネージャー 吉岡佳菜絵)

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