search

産学連携 Industry

カテゴリー

  • 2018年
  • マンガ
  • グランプリ

FCAマンガ専攻 野寄さんが「第2回 MCPO AWARD」でグランプリ受賞

受賞式でグランプリを授与される野寄さん

7月1日(日)、福岡市科学館で第2回「MCPO AWARD」の公開審査&受賞イベントが行われ、福岡デザイン&テクノロジー専門学校 マンガ専攻2年の野寄麻吏亜さんがマンガ賞のグランプリを受賞しました。

MCPO AWARDとは、福岡からアジア、世界に通用する新世代のクリエーターを発掘し、特に出版社のマンガ賞とは異なる方法で、今後活躍できる人材を選考し、作品を世界へ発信するコンテストです。

MCPO AWARDの応募資格はプロ・アマ、年齢を問わず、海外からも多くの作品がエントリーされています。今年度の応募総数は3,678点、イラスト作品の応募総数3,384点から最終選考に残った作品は46点、マンガ作品294点からは16点でした。この難関をくぐり抜け、FCAからはイラスト部門で1名、マンガ部門で3名が最終選考に進みました。最終選考に残った作品は、審査会場前のスペースに展示され、来場者も見ることができました。

審査会では、審査員の窪之内英策先生、美樹本晴彦先生、うえやまとち先生、六道神士先生、瀬口たかひろ先生といった錚々たる漫画家、イラストレーターの先生方から、最終候補に残った作品の良い点、改善点などが講評されました。特に窪之内先生は、エンタメとは何か、文字情報に頼らず絵で見せることの工夫について自分なりに問題提起し、その解決のためにその先をいかに意識できているかといった、エンタメ性、面白さを強調されていました。

そして結果発表。初めにイラスト部門の発表がありましたが、残念ながらイラスト部門では受賞を逃してしまいました。続く、マンガ部門の結果発表。入選作品までは海外の方の名前が呼ばれ、続く優秀賞で初めて日本人の方の名前が呼ばれました。事前に受賞候補の一人と聞いていましたので、同行した職員も落選してしまったのかと思ったとき、最後にグランプリ受賞者として、野寄さんの名前が呼名されました。本人も「まさかグランプリを受賞するなんて」と、非常に驚きながらも喜びもひとしおの様子でした。

野寄さんには賞金30万円が授与され、作品は世界へ配信されます。

  • 審査会

    審査会

  • グランプリ発表の瞬間!

    グランプリ発表の瞬間!

  • 会場に展示された野寄さんの作品

    会場に展示された野寄さんの作品

野寄さんの受賞コメント

グランプリを受賞した野寄さんの作品「刹那の幸福」(ペンネーム:レミ太郎)

子供の頃から絵を描くことが大好きで、 ノートにちょっとしたイラストや落書きをしたりしてきました。きちんと作品を創るようになってからはまだ日が浅く、 描きたいものと今の画力の差に未熟さを痛感していましたが、グランプリをいただけたことに驚いています。しかし今回、作品を評価していただいたことで自信を持つことができました。この自信を糧に、これからも制作に励みたいと思います。

「第2回 MCPO AWARD」

・MCPO AWARDの公式HP
http://manga-cpo.jp/index.html

・「MediBang!」作品掲載ページ
https://medibang.com/book/9k1805230658253810005444048

・「MCPO AWARD」エントリーページ
https://medibang.com/contest/2ndmcpomanga/entry/

・「Asian beat」野寄さんインタビューページ
http://asianbeat.com/ja/feature/issue_manga/mcpo/2018/sc-10.html

(福岡デザイン&テクノロジー専門学校 事務局広報 花野恭子)

関連記事

ページトップへ戻る