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  • 2017年

安藤忠雄×奥山清行豪華トークセッション見学!

歓談する安藤忠雄さん(右)と奥山清行先生(中)、浮舟邦彦総長(撮影:閑野欣次)

歓談する安藤忠雄さん(右)と奥山清行先生(中)、浮舟邦彦総長(撮影:閑野欣次)

世界的建築家、安藤忠雄さん(76)の半世紀に及ぶ活動を総覧する過去最大規模の個展が東京・六本木の国立新美術館で開催中です。関連イベントとして工業デザイナーで東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)名誉学校長の奥山清行先生と、安藤さんとの豪華ギャラリートークが10月27日(金)行われ、TCAの学生約300人が参加させていただきました。

展覧会は「安藤忠雄展 挑戦」と題し、若き日から現在に至る建築まで合計89件の作品が展示されています。業界はもちろん、広く一般の方からも話題と人気を集めている安藤さんの展覧会で、しかも奥山先生とのギャラリートークとあって、学生にとっては、またとない貴重な「学び」の機会となりました。TCAなど多数の専門学校を運営する滋慶学園グループの浮舟邦彦総長も会場にかけつけ、安藤さんや奥山先生らと歓談する場面もありました。

  • ギャラリートークはTCAの学生たちや安藤ファンで超満員でした(撮影:閑野欣次)

    ギャラリートークはTCAの学生たちや安藤ファンで超満員でした(撮影:閑野欣次)

  • 「安藤忠雄展 挑戦」を開催している

    「安藤忠雄展 挑戦」を開催している国立新美術館

ギャラリートークでは世界を舞台に活躍されている両先生方から、若き日の経験をもとに、多くのアドバイスとエールを送って頂くことができ、参加した学生たちにとっては、まさに夢のような一日となりました。

会場は安藤建築の魅力が心ゆくまで味わえる作品で埋め尽くされており、学生たちはトークの後、作品を鑑賞しました。

安藤忠雄さん

1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。
イエール大、コロンビア大、ハーバード大の客員教授歴任し、 1997年東京大学教授就任。
現在、東京大学名誉教授。
代表作に「住吉の長屋」、「六甲の集合住宅」、「光の教会」、「大阪府立近つ飛鳥博物館」、「淡路夢舞台」、「南岳山光明寺」、「FABRICA(ベネトンアートスクール)」、「アルマーニ・テアトロ」、「ピューリッツァー美術館」、「兵庫県立美術館」、「国際子ども図書館」、「フォートワース現代美術館」、「地中美術館」、「ホンブロイッヒ/ランゲン美術館」、「表参道ヒルズ」、「21_21DESIGN SIGHT」、「東京大学情報学環・福武ホール」、「東急東横線渋谷駅」、「上海保利大劇場」など。

奥山清行 名誉学校長

1959年 山形市生まれ。ゼネラルモーターズ社(米)チーフデザイナー、ポルシェ社(独)シニアデザイナー、ピニンファリーナ社(伊)デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任。 フェラーリ エンツォ、 マセラティ クアトロポルテなどの自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等のデザインを手掛ける。
2007年よりKEN OKUYAMA DESIGN 代表 として、山形・東京・ロサンゼルスを拠点に、デザインコンサルティングのほか、自身のブランドで自動車・インテリアプロダクト・眼鏡の開発から販売までを行う。 2013年ヤンマーホールディングス株式会社取締役に就任。2013年から2016年には有田焼創業400年事業「ARITA 400project」プロデューサーを務めた。
2016年8月、カリフォルニア モントレーカーウィークにおいて「kode57」を発表。秋田新幹線、北陸新幹線、豪華列車「トランスイート四季島」や、トラクターを始めとするヤンマー製品など次々に手掛けている。
滋慶学園COMグループ名誉学校長、アートセンターカレッジオブデザイン客員教授、山形大学工学部客員教授。『フェラーリと鉄瓶』(PHP出版社)、『伝統の逆襲』(祥伝社)、『人生を決めた15 分 創造の1/10000』(KEN OKUYAMA DESIGN)、『100年の価値をデザインする』(PHPビジネス新書)など著作や、講演活動も行う。

(東京コミュニケーションアート専門学校 事務局 広報部 東 妥衣子)

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