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  • 卒業実技認定試験

2016東京医薬テクニカルチャンピオンシップ(卒業実技認定試験)と救急救命士科開設10周年同窓会を開催しました

テクニカルチャンピオンシップ(卒業実技認定試験)で試験課題に取組む学生

12月3日(土)に東京医薬専門学校において、救急救命士科8期生のテクニカルチャンピオンシップ(卒業実技認定試験)を実施しました。今年は埼玉医大の安齋先生、東京女子医科大学東医療センターの大松先生、川口消防署の小倉先生、白髭橋病院の西林先生、越谷消防本部の田中先生、13名の卒業生を評価者として参加いただき、実施しました。

本試験は、評価者の病人役1名と救急救命士科2年生の傷病者役4名、関係者役2名が演じる試験課題に、隊長・機関員・隊員役になった受験者が、救急要請を受けて現場に到着し、傷病者を視認した時点から、傷病者の観察、関係者からの情報収集、事故の発生形態の把握から受傷箇所・傷病状態を推測する等、観察結果から総合的に判断し、救急処置、重症度・緊急度、搬送の可否、応援要請、傷病者の症状にあった医療機関を選定するまで、定められた時間の中でどのように課題に取り組んでいくのかを評価する内容となっています。

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    救急救命処置を行っている学生

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    評価のフィードバックを受ける学生

受験した学生たちは、「あれほど手技の練習を積んできたのに、手が震えてどうしようもなかった」、「頭が真っ白になってしまった」、「目の前の傷病者に集中し過ぎて、全体の把握や冷静な判断ができなかった」など、どのグループからも反省の言葉が聞こえてきました。評価者からも、さらなる知識の深度と学びを統合していく能力、手技の修練に励むよう指導をいただきました。この悔しさが今後の学びに活かされ、さらには国家試験に向けての学習意欲につながっていくのではないかと思いました。

試験の最後に修了式が行われ、受験者37名全員の合格を発表し、合格の証としてバッジを授与しました。1年次よりご指導いただいた講師の先生方や職員からは、「本試験が学生にとって、これまでの学びの集大成であるならば、私たち教員にとっても3年間の教育の在り方を問われる試験でもありました。本当に全員合格で良かった」と皆さん安堵されていました。

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    修了式

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    最優秀学生表彰

10周年記念同窓会

また同日午後7時より、サンルートプラザ東京で、救急救命士科開設10周年を記念して、1期生から7期生まで15名の卒業生を迎えて同窓会を開催しました。須田学校長や東京医科歯科大学森下先生、評価者の先生方にも臨席いただき、先生方からお祝いの言葉を頂戴しました。また各期を代表した卒業生からも現在の仕事の状況や豊富などについての報告をいただきました。成長した卒業生と楽しい時間を共有することができ、今後の活躍を祈りながら再会を約束して閉会しました。

東京医薬専門学校 学生サービスセンター 上川 恵美子)

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