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  • 2015年
  • 就職セミナー

滋慶学園グループなどの社会貢献事業 第15回職業体験セミナーに高校生ら過去最高の2575名が参加しました

大勢の高校生が参加した第15回職業体験セミナー

社会貢献事業として、滋慶学園グループの専門学校などが運営参加する「第15回職業体験セミナー」(大阪府、近畿など2府5県の教育委員会、産経新聞社など後援)が12月15日(火)、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開かれ、これまでの一昨年の最高記録を上回って、2575名の高校生や高等専修学校生、日本語学校に通う留学生、引率の進路指導の先生方が参加しました。

政府の2015年版「子ども・若者白書」によると、仕事も通学も求職もしない「ニート」と呼ばれる若年無業者の数は減少傾向を見せているものの、2014年で56万人に上っています。文部科学省の学校基本調査(速報)でも、新卒「ニート」が約2万4千人に上るなど、依然、状況は深刻です。

バイオ技術者ブース 「ハーブ軟膏をつくろう」

お菓子づくりに挑戦 パティシエブース

この職業体験セミナーは、高校生や中学生に社会には様々な職業・仕事が存在することを知ってもらい、体験を通して将来の自分を考え、しっかりとした職業観を養ってもらおうと毎年、開催されています。各業界のプロが講師や教員を務める滋慶学園グループをはじめとする近畿の専門学校で構成する実行委員会が運営。今年で15回目を迎え、大阪を中心に、兵庫、京都、和歌山などの高等学校がキャリア教育の一環として団体で参加するなど、年々、参加者が増えています。

この日の会場では、看護師や理学療法士、作業療法士、柔道整復師をはじめ、ブライダルコーディネーターや声優、漫画家、バリスタ、建築家、自衛隊員、消防官(救急隊員)など現役で活躍するプロや、専門学校の教員、スタッフらが指導にあたり、高校生らは約70職種に及ぶ仕事の中から、興味のある職業をそれぞれ体験していました。

このほか、コンピューターによる適職診断コーナーをはじめ、一人暮らしや奨学金制度、社会保険労務士や教員などになるための相談コーナーなどが、高校生で賑わっていました。

会場のイベントコーナーでは、昨年に続いて、現役の“高校生”ながら、プロの音楽ユニットとして活躍する大阪スクールオブミュージック(OSM)高等専修学校の「SO.ON project」がダンスと歌を披露。華麗なパフォーマンスで、高校生らを釘付けにしていました。また、大商学園高校による「進路選択講演会」なども行なわれました。

  • 作業療法士を体験するブース

  • ディスクジョッキー体験ブース

作文・創作コンテスト」作文の部、最優秀賞に滋賀県立甲西高等学校校3年、田中晴菜さん

作文の部最優秀賞に選ばれ、滋慶学園グループの浮舟総長から表彰状と記念品を贈られる滋賀県立甲西高等学校校3年、田中晴菜さん

午後1時半からは、同セミナーの付帯事業として6年前から行なわれている恒例の「作文・創作コンテスト」の表彰式が行なわれました。大阪アニメーションスクール専門学校声優科2年、岡田陸さんと同、牧田真珠さんのコンビによるMCで、約600点の応募作品の中から選ばれた受賞者が壇上に並んで紹介をうけました。大阪府立高校の元校長で全国高等学校文化連盟理事を務める須賀寅允顧問から、「作文の部」「創作の部」「ポスター・スローガンの部」の3部門の選考経過が報告されたあと、実行委員会のメンバー校を代表して、滋慶学園グループの浮舟邦彦総長から、作文の部の最優秀賞に選ばれた滋賀県立甲西高等学校校3年、田中晴菜さんら各部門の受賞者に賞状と副賞が贈られました。

浮舟総長は、セミナー開催に至った経緯と、この日の体験を通して、将来をじっくりと考える一日にして欲しいと述べたあと、「本日、ここに受賞された皆さんの作品は、どれも読む人や観る人の心を打つ素晴らしい作品でした。さらに日々精進されることを願っています」と激励の言葉を贈りました。

各部門の最優秀賞と優秀賞の受賞者は次の通り。

  • 【作文の部】
  • 最優秀賞(府知事賞) 「経験が私を進化させる」 滋賀県立甲西高等学校3年 田中 晴菜
  • 優秀賞 「常にポジティブたれ」 滋賀県立甲西高等学校3年 肥田木 祐香
  • 優秀賞 「迷ったらしんどい道を選ぶ」 大阪府立箕面東高等学校3年 橋本 健一
  • 優秀賞 「音楽家になる」 大阪府立箕面東高等学校3年 岡田 大亮
  • 優秀賞 「私の将来」 海南市立海南下津高等学校3年 河﨑 めぐみ

  • 【創作の部】
  • 最優秀賞 「人の夢は」 大阪スクールオブミュージック高等専修学校3年 林 仁美
  • 優秀賞 「未来は自分で選ぶもの」 宣真高等学校1年 佐々木 有沙
  • 優秀賞 「部活動 楽な道なし 休みなし」 和歌山県立和歌山東高等学校3年 稲塚 大成
  • 優秀賞 「いつまでも 笑っています 母の為」 大阪府立北摂つばさ高等学校3年 濵田 紗里
  • 優秀賞 「ファインダー越しの被災地霜の音」 大阪府立吹田東高等学校1年 大道 花音

  • 【ポスター・スローガンの部】
  • 最優秀賞 「明日へのかけ声」 大阪府立箕面東高等学校2年 梅本 空知
  • 優秀賞 「新しい未来へのスタートライン」 四条畷学園高等学校 1年 三島 歩歌
  • 女子高生の人気を集めた自衛隊大阪地方協力本部のマスコットキャラクター「まもるくん」も登場

  • 壇上に並んだ受賞者の皆さんと、高文連理事の須賀顧問。左の2人は司会の岡田さんと牧田さん

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