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  • 2015年
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教職員として先輩後輩の北風と福島が共に日本選手権100m決勝に出場 福島V6を遂げて最優秀選手賞を受賞

日本選手権100m決勝のスタートで並んで立つ8レーンの北風(左)と7レーンの福島

北海道ハイテクノロジー専門学校教職員として机を並べる北海道ハイテクACの福島千里と北風沙織が日本陸上競技選手権大会3日目の6月28日(日)、揃って女子100mの準決勝、決勝に出場、福島は11秒50で優勝し、この種目6年連続の栄冠に輝きました。200mとの2冠達成は5年連続となりました。北風は決勝に残る健闘を見せ、8位でした。

100mでの6連覇は2003年に新井初佳さん(ピップフジモト)が達成した記録に並ぶもので、過去最多となります。福島は男子砲丸投げで18m78の日本記録を出した畑瀬聡選手(群馬綜合ガード)とともに、最優秀選手にも選ばれました。最優秀選手賞は昨年に続いての受賞で計4回目となり、男女を合わせて過去最多となりました。

この日のアリーナーは、小雨がぱらつき、気温20度と肌寒いうえに、観客席には強風が吹きぬける悪コンディションとなりましたが、1万5500人の陸上ファンが詰めかけました。

 100m準決勝は2組で争われ、福島は1組目に登場、北風は2組に登場しました。いつもどおりの低い姿勢で飛び出した福島はグングン加速し、11秒42でゴール、決勝での記録にも期待がかかりました。北風は素晴らしいスタートダッシュを見せて、一時はトップに立ちましたが、12秒01の3位となり、成績順で決勝に進出しました。

午後5時40分から始まった決勝では、福島が7レーン、北風が8レーンと、目にも鮮やかなライトグリーンのユニフォーム2つが隣り合わせでスタート。ともに素晴らしいダッシュで飛び出し、福島はトップでゴール、北風もやや遅れてゴールし12秒00の8位でした。

最優秀選手賞も手に入れて喜びの表情を時折見せながらも、今シーズンに手ごたえを感じてきた福島は「スタートも昨日ほどうまくいっていなかったし、全力を出し切れていないのかな」と、今ひとつ納得がいかない表情を見せていました。

  • 準決勝に登場した福島

  • 表彰式を終えてスタンドに手を振る福島

  • 畑瀬聡選手とともに最優秀選手賞を受賞した福島

福島は今回の成績の結果、8月に中国・北京で行われる世界選手権に100m、200mの2種目で出場が内定しています。ご期待ください。

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