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  • 2015年

なんばグランド花月地下から大阪の文化芸能をアジアへ発信! YES THEATER 完成披露会

なんばグランド花月の地下に完成した座席数326席の多目的劇場「YES THEATER(イエス シアター)。大阪の新たな文化芸能の発信基地として期待がかかります

大阪の文化を国内やアジアに発信していこうと、滋慶学園グループと吉本興業グループが共同出資する「エフエムちゅうおう」が大阪市中央区のなんばグランド花月の地下に建設を進めていた多目的劇場「YES THEATER(イエス シアター)」が完成。4月3日(金)、1階入り口に新設された「エフエムちゅうおう」のサテライトスタジオとともに関係者や報道陣に披露されました。

新劇場は若者が集まる大阪・なんばの中心街に位置し、総座席数は326席。高品質を誇る最新の音響・照明設備を備え、3台のプロジェクターを使った舞台を彩る最先端のプロジェクションマッピングシステムを完備しています。

完成オープンした「YES THEATER(イエス シアター)」の入り口。向こう側は「なんばグランド花月」

舞台の大きさは幅16.38メートル、奥行き7.28メートルあり、オフブロードミュージカルの上演などにも十分対応。前列の座席が取り外せ、コンサートや演劇、映画会、企業のセレモニーからサブカルチャーまで、様々なシーンで活用していただけるようになっています。

この劇場を使って生み出される新しい大阪の文化芸能やクールジャパンコンテンツ、サブカルチャーなどを国内やアジアに発信していくための高速光回線も配備され、リアルタイムでネット配信や地上波/CS放送などにも配信できるインフラが完備されています。「エフエムちゅうおう」では、自主企画は2割程度に収め、大阪の文化芸能を担う人材を育成し、多様なジャンルの文化芸能を発信していくというコンセプトに沿って、貸館運営を行なう方針です。

関係者へお披露目の席で挨拶する「エフエムちゅうおう」の田仲社長

吉本興業の大﨑社長

関係者への完成披露会には、吉本興業の大﨑洋社長や吉野伊佐男会長をはじめ、建設会社やプロダクション関係者など約150名が出席。神事のあと、「エフエムちゅうおう」の田仲豊徳社長が「吉本興業をはじめ色々な方々のおかげで本日、劇場をオープンすることができました。演者や観客の皆様にとって安心・安全を第一にするホールでありたいと願っています。この賑わいのあるなんば千日前から、全国はもとよりアジアに向けて、吉本興業様のご協力を得ながら、大阪の文化を発信していけるように全力を上げていきます」と、挨拶を行ないました。

また、大﨑社長も「滋慶学園グループとのお付き合いの中から、こんな立派なライブハウスを作っていただきました。ワクワクするような毎日が続くと思うと嬉しい限りです。田仲社長もおっしゃったように、この地から日本全国へ、さらにはアジアや世界に向けて発信できるエンターテイメントが作られていくと思うと、夢が大きく広がります。私どもの社員も力一杯がんばっていきます」とサポートを約していただきました。

このあと、大阪スクールオブミュージック高等専修学校のリアル女子高生ユニット「SO.ON project」のメンバーがプロジェクションマッピングを背景に歌と踊りを2曲披露しました。

  • 司会の西川忠志さんと福本愛菜さん

  • プロジェクションマッピングをバックに歌って踊る

  • リアル高校生アイドル「SO.ON project」

東儀秀樹コンサートなど4月12日まで杮落とし公演

幻想的な世界を演出するプロジェクション・マッピングの展示

また、午後1時過ぎからは、吉本の西川忠志さんとNMB48の元メンバーで吉本の研究生、福本愛菜さんのコンビによる司会で、マスコミ関係者へのお披露目が行なわれました。新聞やTV各局のマスコミ関係者10数名を前に、劇場の運営にあたる「エフエムちゅうおう」取締役の喜多静一郎プロデューサーと同取締役の大澤真二・管理運営事務局長統括がホールの設備や特徴、運営方針などについて説明。喜多プロデューサーは「この劇場から多くの若い人材が育ってくれればと願っています。そしてアジアや世界から注目されているクールジャパン文化をこの劇場から発信していければと思っています」と抱負を述べました。

同劇場ではオープンを記念して、4月4日(土)からこけら落としのグランドオープンスペシャルイベントが同12日(日)まで行なわれます。期間中、東儀秀樹コンサート(4月6日午後6時30分、開演)や女性アイドルチームRev.fromDVLの「Rev.from DVL Live And Peace vol.3,5」(4月11日午後4時30分、開演)などが連日開催されます。

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