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ミュージカル『Gift ~いのちの贈りもの~』。公演のラストシーンでは出演者とスタッフの学生全員がステージに上がった
札幌スクールオブミュージック専門学校と札幌放送芸術専門学校の学生たちが、北海道立道民活動センター「かでる2.7」かでるホールで10月3日、4日の2日間に、ミュージカル『Gift ~いのちの贈りもの~』の3回公演を行いました。
この作品は移植医療やいじめ問題をテーマに創られたオリジナルミュージカルで、学生たちがキャスト・スタッフなど様々な分野で参画。札幌ベルエポック美容専門学校にも舞台メーキャップで協力をいただき、総勢212名の学生が、学校や学科、学年の枠を超えて約2か月間の準備期間、舞台の成功だけを信じてお互いに協力し合いました。
ストーリーは、いじめに遭い、心に深い傷を負った少女・茜が、様々な出会いの中で、次第に笑顔を取り戻していく…。歌とダンスで表現する心温まる作品です。
公演当日は、北海道放送株式会社、株式会社ウエスなど業界の方々や、札幌市広報課の方、札幌市内の高等学校の先生方や生徒さんらも観劇、3公演合わせて1123名のお客様に観ていただきました。
公演終了後、学生たちは大きな達成感に感極まり、うれし泣きする学生もいました。これからの人生で、大切な何かを得たことと思います。
お客様からいただいたアンケートでは「改めて命の大切さを考えさせられました」「このミュージカルをきっかけに、ドナー登録しようと思います」などの言葉が多数あり、舞台を通して、命の尊さ、素晴らしさを伝えることができたようです。
学生の皆さん、本当にお疲れ様でした。とてもステキでした。そして舞台をわざわざ観に来てくださった皆さん、ありがとうございました。
キャストが客席に降り、
お客様と交流する一幕も笑いあり涙ありのステージを
多数のキャストが彩る学生たちの迫真の演技に
会場からはすすり泣く声も聞こえた
(平野)