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卒業生の活躍Graduate

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  • 2014年
  • バイオテクノロジー

卒業生紹介
念願のトップワイナリーで自分の夢を追う吉沢拓巳さん

本校の醸造発酵コースを2013年に卒業した吉沢拓巳さんは、日本のブドウとワイン産業の発祥地である山梨県の勝沼町にある「中央葡萄酒株式会社」に勤務しています。同社は主にグレイスワインの名で広く親しまれ、創業90年の歴史を持ちながら今なお新たなワイン造りに次々と挑戦しています。そんな以前からあこがれていたトップワイナリーで生き生きと働く吉沢さんを紹介します。

ワインなど6種類のお酒が学べる東京バイオに鞍替え

吉沢さんがワインに関わる仕事を目指すようになったのは、両親がワインバーを経営していて、子どもの頃からワインが身近にあったからです。高校3年生になり、進路を決めるとき、「やりたいこと・好きなことを仕事にしよう」と決意、ワインに関わる仕事を選ぶことにしました。

当初は、大学の醸造科を念頭に受験勉強をしていましたが、その大学では日本酒の研究は出来てもワインの研究ができないとわかり、探し直した結果、ワインはもちろん日本酒やビールなど6種類のお酒が学べる東京バイオに変更。醸造発酵コースに入学しました。

インターンからトップワイナリーへの就職

東京バイオ在学中には、実験を中心とした実学を学び、インターンシップで中央葡萄酒株式会社に行きました。そこで実際にワイン造りの工程を体験し、トップワイナリーで働きたいと思うようになったそうです。

こうして希望した中央葡萄酒株式会社に入社した吉沢さん。今の仕事は、春から夏にかけて、ブドウの木の枝を正しく伸ばす調整の仕方を学んだり、出来上がったワインをボトルに詰めたり。先輩たちの仕事振りを学びながら、仕事に愛情を込めて精一杯頑張っています。

いつか自分が作ったワインを実家のお店に

「今はまだ上司から指示されたことだけをやっています。将来的には言われたことだけではなく、自分で考えながら向上心を持って仕事をしていきたいです」と社会人1年生の初々しさとともに大人の雰囲気も垣間見せる吉沢さん。

さらに将来の目標について尋ねると、「ワインボトルにワインが詰まるまでのすべての過程を自分でやって、自分が作った1本のワインができれば嬉しいですね。そして実家のワインバーとも連携し、自分が作ったワインを店に並べられたら、少しは親孝行になるかなって思っています」と、笑顔で答えてくれました。

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